【備忘録】タイムラプスに挑戦
いつもの漁港でいつもどおりに夕日を撮っていて思ったことが
タイムラプスだとどう表現されるんだろうか?ということ。
インターネットで作り方を調べてみたら、自分でもできそうだったので
ちょっくら作ってみるか!とやってみました。
上段の動画は2/27(土)に撮影したもの。下段は2/28(日)に撮影したものです。
2/27はボディがEOS7Dだったのですが、インターバルタイマー機能が見つからずレリーズを使って撮影しました。一定間隔での撮影ですが、勘でテキトーなタイミングだったせいで約50分の撮影で467枚撮れました。2/28はEOS7DmarkⅡを使用しインターバルタイマーで7秒間隔に設定し、約50分で320枚程度の枚数が撮れました。
撮り方ですが、三脚使用で構図を決めたらAFでピントを合わせたらMFに変更して撮影中にピントが変わらないようにします。絞り優先モードでISO400に固定し、ホワイトバランスはオートのまま。絞りはF11にしてEV-0.3にしています。保存はRAWです。
日没後もしばらくは撮影したほうが、動画にしたときに明るいままで終わる動画よりも暗くなってから終わるほうがいいということで、あたりが暗くなるまで取り続けました。
撮影が終わったら家に帰って画像の編集作業
画像編集は「Silkypix Developer Studio 10 pro」で行いました。極力おなじ色合いになるように色はあまりいじらずに、ハイライトを少し抑えたりシャープネスを少し上げたりする程度の内容です。一枚の画像で調整したら調整パラメータを他の画像すべてに適用させることができるので、作業は結構楽ちん。同じように3:2の画像を16:9にトリミングしてすべての画像に適用します。
それらの作業を終えたら、jpgに変換します。320枚程度の画像を変換するのに26分ほどかかりました。CPUが4コア8スレッドですがマルチスレッド対応ソフトなので、思ったほど時間がかからない印象です。
画像が出来上がったら、タイムラプスを作成します。
フリーソフトのSiriusCompというソフトを使いました。
このソフトは比較明合成という自分にはわからん物を作成するソフトですが、ついでに動画も作るように設定するとタイムラプス動画が作成できます。今回は4K動画用の2160サイズ(画像では720サイズで作業したときのSSですが)で、フレームレートは24fpsに設定。
ちなみにこのソフトはシングルスレッド動作ですが、5分程度で処理が完了しました。
SiriusCompで作成される動画ファイルは2GB未満を1ファイルで作成されるので、20秒程度の動画でも5つのフィアルに分かれてしまいます。そのため、それらの動画ファイルを一つの動画ファイルにする作業を行います。
以前に購入していた「COREL VIDEO STUDIO 7 PRO」を使いました。
ついでにサンプル音楽をつかって、音も入れて動画作成を行います。動画の時間が短いので4K60p動画でも数分で処理が完了しました。SS撮り忘れしましたが、古いソフトでもマルチスレッドで動作しますし、4K動画作成にも対応しています。
インターバルタイマー機能を使えば、ほぼ放置の状態で撮影できてサクサクっと編集してサラッと動画作成するだけなので作業はカンタンにできました。
RAW現像ソフトも動画編集ソフトもフリーソフトがありますので、わざわざお金をかけなくともタイムラプス動画は誰にでも作れそうです。ただし、パソコンに画像を取り込んだり動画ファイルを保存したり…それなりの容量となるのでHDDやSSDの空き容量は十分なスペースを確保する必要があります。また、メモリ使用量が8GBを超える作業がありましたので、安定した動作を求める場合にはメモリ容量も必要になりそうです。