アメリカミンク
今朝のあさんぽでの光景。
外来生物法で特定外来生物に指定されている
アメリカミンクがすぐ目の前に出てきました。
じっくり撮ってやろうか・・・
あれっ?なかなか逃げないなぁ…と思っていたら
カシャカシャうるせーよ!
うぁ~ あくびが出るぅ
お腹いっぱいで眠たいわぁ
目がトロ~ん
またあくび~
仕方ねぇなぁ、別の場所で寝るか・・・
アメリカミンク 哺乳綱 食肉目(ネコ目) イタチ科
昭和3(1928)年に4頭が輸入された。1950年代後半から逸出した個体による野生化が始まり、1960年代中頃には定着したらしい。食肉性で攻撃的であり、咬傷の危険性が高いとの記載が散見されるが、この画像からは想像し難い・・・。哺乳類、鳥類、甲殻類など様々な生物を捕食するそうで、あくびで見られた鋭い歯の数々からしてなんでも喰いそうですね。
ラムサール条約に指定された釧路湿原国立公園内の温根内ビジターセンター木道周辺ではかなりの数が生息しているようで、今日は同時に5匹(5頭?)のアメリカミンクを見かけました。木道周辺には大型鳥類のタンチョウやアオサギ、ノビタキやオオジュリンなど草原に生息する野鳥、水辺には魚類やザリガニ、サンショウウオなど、夏にはホタルも見られるなど、様々な生物が生息しているので餌は豊富なのだろうと思われます。すでに野生化して数十年が経過していることから釧路湿原の生態系の一分になっているのかもしれませんね。