どうあるべきか。。。
先日に浜辺で見かけたクロガモ。
海ガモが砂浜にいるなんて珍しいなぁ~と呑気に考えていたのですが、実はこうした姿が異常であると教えてもらいました。
どうやら海ガモが群れから離れて砂浜に上がっているのは衰弱個体らしいのです。ネットで海ガモの衰弱する理由を調べてみると何らかの理由で怪我をしたり病気だったり、様々な例があるようです。
たまには、釣り糸が体に巻き付いてしまったりということも・・・
上記のクロガモは私が撮った画像では確認できませんでしたが、いつもお世話になっている鳥友のYさんが上記固体を確認したところ、脚を怪我しているらしい。
群れで行動する野鳥は怪我したり衰弱した個体がいると群れから追い払って群れが天敵に狙われないようにする本能があるようです。このクロガモも群れに戻りたくても戻れないのでしょうね。
そう考えると胸が痛みます・・・
そして同じ日にこのクロガモからすぐ近くにもう1羽のクロガモ♀がいました。
この♀個体は2メートルくらいの近さで見られましたので、今思えば、相当に衰弱していたのでしょうね。それに気づかなかったことにとても残念に思います。。。
他に撮った画像から何かわかることはないかと必死に画像をチェックしてみました。
赤丸で囲んだ部分、ちょっと異常な感じに見えます。
反対側にはありませんでした。
赤丸で囲んだ部分が原因で衰弱しているのか判断はできませんが、仮にこの現場で衰弱個体だと気付いたところで、自分に何ができるのでしょう?
どこかに保護してもらうことは可能なのか?それすらわかりませんが、クロガモは狩猟鳥獣に指定されているので、きっと保護してくれる確率は少ないでしょうね。希少種だったり絶滅危惧種に指定されている種だったら保護してもらえるのかも知れませんけど…
命あるものいつかは・・・という考えだったり、自然の摂理という考え方もあるでしょう。今回は衰弱していると知らずに帰ってきてしまいましたが、もし命の危機が迫っていることを知っていたなら、そっとしておこう・・・と見捨てて帰ってこれるだろうか?
いい出会いもあれば、こうした悲しい出会いもある。
こうしたことに自分がどうあるべきか、考えても答えが見つかりません(;´д`)トホホ…